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My Story

薬で治すことへの疑問と心が体に及ぼす影響力

子供の頃から不調に悩まされていました。病院へもたくさん通いましたが、薬や点滴でその症状が止まっても、また別の症状が現れ、いつも調子が悪い、そんな体で過ごしていました。あまりに不調ばかり繰り返すので、「病院でわからないだけで、本当は病気なのではないか」と真剣に思っていた時期もあります。

30歳を過ぎてから不調が悪化し、止まらない咳と全身が腫れるほどの蕁麻疹が続くようになりました。どれだけ薬を飲んでも症状は改善されず、本当につらい数年を過ごしました。当時は、体をどうにかしたい一心で病院へと通い、薬を飲み続けていましたが、2年を過ぎてもつらい体は変わらず、私に必要なのは、症状を止める薬ではなく、症状を作り出している「何か」を変えることなのではないかと思うようになりました。

心理療法に出会い、不調は、体だけで起きているのではなく、心の不調和が体に現れて起きていることを知ります。私は、心と体のつながりが弱く、子供の頃から自分の感じていることを知らないまま生きてきました。咳と蕁麻疹が始まった頃、仕事とプライベートで大きな変化がありましたが、私は、自分の感じている心の痛みに気づくことができませんでした。体ばかり目を向けていては、大切なことを見落とす。その時、その人の状態に応じたケアが必要だと、自分の心との向き合いを通して、そう強く感じています。

現代医学は、病気を治す学問ですが、東洋医学は、病にならないように整える学問です。「未病治」(みびょうち)といい、病になる前に健康な状態へと心身のバランスを整えます。不調は、病気になる前の状態だからこそ、東洋医学との親和性が高いと考えています。

当時の私には、病院に行くという選択肢しかありませんでしたが、体のケアを通して、自分の心と共に生きる大切さを伝えていければと思っています。

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My Approach

体のケア

はり、灸、マッサージの手技を用いて体の不調にアプローチします。はり、灸は、直接刺激を加えた部位だけでなく、脳へも届き、痛みの抑制やストレス軽減への有効性があることがわかっています。体の過緊張をゆるめ副交感神経優位の体へと導くことで、呼吸や感覚など体本来のリズムを取り戻すお手伝いをします。

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