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退行催眠療法について

催眠療法の歴史

催眠療法の歴史

催眠療法の歴史は、とても長く、催眠現象自体は原始時代からあったと言われています。近代催眠療法の歴史は、19世紀オーストラリア人医師 フランツ・アントン・メスメルに始まると言われています。

ヒプノと言う言葉は、1843年イギリス人医師ジェイムズ・ブレイド氏によって名付けられました。それまで、潜在意識がもたらす現象や効果は、シャーマンや王室、僧侶など特別なパワーを持った人間が起こしている奇跡と考えられていました。ジェイムス・フロイトは、1843年に神経生理学の観点から説明を試み、ヒプノティズムと言う言葉を生み出しました。潜在意識にアクセスする方法が体系的にまとめられ、練習すれば誰もが使える技術都内、潜在意識がもたらす現象について科学的に研究されるようになりました。

その後、フロイトやユングによってさらに科学的に研究が行われ、アスリートのメンタルトレーニングや幼児教育、自己啓発など教育のあらゆる分野でも大きな効果を上げています。

催眠療法の種類

催眠療法の種類

催眠療法の種類の一つが、退行催眠療法(ヒプノセラピー)です。退行催眠療法の中に、インナーチャイルドセラピーと前世療法があります。前世療法は、前世、過去世を信じる必要はありません。自分自身ではありませんが、その時の自分を癒していくことに変わりはありません。前世療法は、現実を直視するにはむごい場合に有効です。

​催眠状態とは、顕在意識と潜在意識がつながった状態です。脳をリラックスさせることで、潜在意識と顕在意識の間にある膜の働きをゆるめ、潜在意識にアクセスします。退行催眠療法は、α波の状態で行いますので、意識を失うことはありません。

人の心理のメカニズム

​人の心理は、よく玉ねぎの皮に例えられます。0-2才は、愛してもらうこと、かまってもらうこと、わかってもらうこと、大切にしてもらことが生死に直結していると脳は感じていますが、ずっと感じ続けることは不可能です。誰もが死ぬかもしれないと思う瞬間があります。つらい記憶が多いと、幼少期への記憶のアクセスを潜在意識が止めてしまい、覚えていないと感じます。生死に関わると感じた体験は、信念となり脳幹に記憶されます。その生死に関わる信念を取り囲むように存在を肯定するための言い訳(防御)、社会やその他の刷り込み(強化)と層になっています。脳幹は、刺激に反応します。どれだけ大脳新皮質(理性)で死ぬわけがないと理解できても、信念を揺るがすような刺激を受けると死ぬかもしれないと反応してストレスレベルを上げます。

人の心理のメカニズム

インナーチャイルドセラピーとは?

インナーチャイルドセラピーは、退行催眠療法(ヒプノセラピー)の中の一つです。0-2才までの間に作り上げた「歪んだ信念」に基づく対処機構を一つ一つ解きほぐし、歪んだ信念や脳幹に溜め込んだエネルギー、体に記憶した感情から解放するセラピーです。

赤ちゃんが、泣き続けてもかまってもらえない経験から無価値観を感じます。無価値な自分が生き延びるための方法を探し、人を喜ばせる、人に従うなどの能力を8歳ぐらいまでに強化していきます。その一方で、創造性や自発性、自分の感情を感じる能力といった邪魔になる能力の成長が抑えられます。そして、周りの人たちがそのプログラムを助長すると、ますます強化されていきますし、本来の能力が押さえつけられているためストレスを感じ、モチベーションが必要になります。うまくいかないと、無価値観に苛まれます。​このような歪んだ信念のストッパーを解除することで、本来の可能性が開花し、自分のやりたいことにエネルギーを向けることができます。

インナーチャイルドセラピー
信念の構造

信念の構造

「私は、良い子でいなければならない」

私は、良い子じゃないから愛されない」

 

職場や家庭などで、「私は、良い子じゃないから愛されない」と言う信念が刺激されると、もう一つの信念「私は、良い子でいなければならない」との間で、無意識の綱引きが行われます。​

私たちが起きているとき、脳の機能のうち数%しか使っていないと言われています。普段使っている意識以外の部分(潜在意識)は、普段私たちは意識することができませんが、このような大きな葛藤が起きています。潜在意識からの影響が強く現れます。

信念の構造
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